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サーフトリップtoポンペイ、チューブ初心者。とあるライターのブログ
- 17.03.15
私はチューブマニアではないんですが、海外のどこにサーフトリップへ行く場合でも密かにチューブの波でサーフィンできないかな、と探してしまう癖があります…。
昔はとにかく長い距離のライディングがしたいという欲求が高かったのですが、ふと雑誌か何かで「サーフィンで究極のライディングはチューブだ!」みたいな記事を読んでから自分のことに置き換えて考えたときに、「チューブなんて経験したことないぞ」と思い至ったわけです。
それはなぜか?
自分なりに考えた結果、その原因は「チューブの波が立たないから」だということに至りました。
サーフィンの基本的な技術がないことも一つの原因なんですが、チューブの技術に関してはチューブの波を経験しないことには伸びていかない。
でも、国内で一般の中級レベルのサーファーがチューブの波を当てたり、ビーチブレイクで割れる数多くのランダムな波の中からチューブになる波をキャッチしたりするのはかなり難易度が高いのも事実。
そう考えると、海外トリップをしてチューブの波を求めたほうがいいじゃないですか。
それからです、トリップ先でチューブになる波を探すようになったのは。
いろんな場所にトリップをしてチューブの波を練習し、メイクできる確率は高くないものの、以前よりは慣れてきました。
そりゃあフィリピンのクラウド9、南アフリカのJベイ、オーストラリアのスナッパーロックスなんて場所でのサーフィンを経験していたら、仮に運動神経が悪かったとしても上達はしますよね。
ただ、その中でも圧倒的なクオリティのチューブを味わえたサーフポイントがあります。
それはミクロネシア連邦ポンペイにあるPパスというスポット。
10年以上前に初めてポンペイを訪れたときの私は、チューブの経験値を上げることに目覚めたばかりのひよっこ。
とにかく素早いテイクオフが必要と考え、6’6”のセミガンを一本携えて向かったのでした。
そこに待ち受けていたのが、アタマ〜アタマオーバーの完璧なチューブ。
比較的緩やかなスロープのテイクオフから、そのままふらふらとしながらも水の壁にひっついていると、徐々にそのスロープが急角度になっていき、見事なシリンダーバレルに包まれる…。
テイクオフを少し失敗して壁に張り付くことができずボトムに降りてしまったとしても、軽くワンターンを入れてから波の中腹に上がってレールをセットし、その場所に居続ければオートマチックにバレルが形成されていく。
まぁ、うねりの方向などによって多少の差異はあると思われますが、ポンペイの波はまさにマシンウェーブと呼ぶにふさわしく、それくらいのサイズであれば中級者がチューブを体験したり練習したりするにはぴったりだったんです。
少なくとも中級者の一般サーファーである私にはそう感じられました。
結局、波のサイズは最終的にダブルオーバーまで上がり、そうなると練習なんて悠長なことは言ってられず、目が血走るほど真剣な表情でサーフィンに取り組まなければならなかったのですが(笑)。
現在の私にとって、ポンペイのPパスは世界ベスト5に入るほどお気に入りのサーフスポットであり、再訪してみたい旅先なんです。
この冬はもうスケジュールが取れないから、ポンペイに行くなら来シーズンかな、なんて密かに考えて計画中であります。
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