旅女のひとりごと。Round3 | Geekout

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旅女のひとりごと。Round3

  • 16.04.18
旅女

ハードな幕開けだった私のサーフィンライフ。

あれだけ痛い思いをしてよくめげなかったと友達に褒められても、

生粋の負けず嫌いは嬉しいはずもなく、今に見てろよという闘志と

継続は力なりと教えてくれた中学校の部活の先生の言葉を胸に、

ひたすら週末海へと通った。

 

夏から始め、秋になるころにはフルスーツのウエットをオーダー。

冬を迎え冷たい海水に心折れそうになった時、ふとひらめいた。

あったかい所で練習しよう!!

今思うと無鉄砲というかアホというかお恥ずかしい限りなのだが

彼氏もいないし、サーフィンの練習しにハワイに行っちゃおう!!と

いきなり行った。しかも一人で。。。初めてのサーフトリップ。

 

ワイキキとかでサーフィンしてる人いるもんねって程度で、ろくな情報収集もせず

安かったからという理由でアイランドコロニーを宿泊先にし、現地入り。

当然、サーフトリップなんてしたことがないから自分のボードを持ち込む

という発想もなく、何乗っても違いもわかんないし、変わんないから借りよ~と。

唯一、前もって調べていたのがカラカウア通りの最初にある大きな

サーフショップ、ローカルモーションでボードを借りること。

おぼつかない英語でロングボードを借りるも、レンタル用のどでかいボード。

当時、EPSとかサーフテックなんてなかったからフォームのボード。

壊したらお金がかかるし、重いし、これアイランドコロニーまで歩けるの?私。

 

汗だくでヒーコラ言いながら、全くしっくり来ない姿で歩いていたのだと思う。

見知らぬ日本人男性に声をかけられた。

大丈夫?

大丈夫じゃない、でもナンパされてるヒマはない。

ボードをホテルまで運ばなければならない。

ええ、まあ。。。

と返事をしヨボヨボ歩く私、その男性はこう話しかけてきた。

サーフィンするの?どこでするかわかる?

ワイキキとか。。。

と答えるともしやるんなら明日一緒にやろうか?と。

私の初心者丸出しの風貌と返答に気の毒になったのかもしれない。

明日泊まってる場所まで朝迎えに来てくれると名刺を渡された。

直感的に大丈夫かもと思ったので翌日の待ち合わせをした。

じゃあ明日ね~

とその男性は去って行った。

どうせならホテルまで今送ってくれよ~!!!と思ったが、何故かそこは言えず

結局何回も休憩しながらホテルまでたどり着き、エレベーターに乗るのも

四苦八苦し、ようやく部屋までたどり着いたのだった。

つづく

 

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