旅女のひとりごと。Round2 | Geekout

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旅女のひとりごと。Round2

  • 16.04.16
旅女

私の場合、一緒に海に行ってくれた友達に毎週真剣にやるなら連れて行く、

毎週真剣にやるなら道具を買ってもいいと真顔で念を押されていた。

一瞬ひるむ私もいたけれど、真剣にやったろうじゃんと覚悟を決めたのだった。

その覚悟を持って挑んだマイボードの進水式。

 

初めてのマイボードでファーストライドを試みる。

脳内イメージでは↑こんな感じですが、こんなことよっぽどじゃない限りあり得ない。

一番最初に友達が手伝ってくれた時は乗れるに決まっている。

スープの程よい波の場所までボードも持ってくれ、腹這いでボード上に待機、

そして波が来たら押してくれる。さらにはそらー!今だー!立ってー!って

声までかけてくれるVIP待遇。そんな待遇、毎回やってくれるワケがない。

 

モタモタ用意して海に入ったはいいけど、友達のようにスイスイとパドルも出来ない。

まるで湯船に浮かべるオモチャみたいなバチャバチャのパドル。

あっという間に置いていかれ、とりあえずそこで練習してろとスープの場所で

黙々と波に押され立つ練習。(自分だけでは上手く立てないし)

じ、地味だなぁ。。。と思いつつ、いやお金かかったんだから絶対やる!と

貧乏根性丸出しで頑張っては見たものの、沖で楽しそうに波に乗る友達を

見ていると自分の地味さと不甲斐なさにやさぐれた気持ちにもなる。

完全な放置&屈辱プレイ。

そんな時、一瞬立てたと思ったらそのまま海にドボン。

当然巻かれると。。。

 

旅女

 

振り向きざまにいきなり殴られたかのような衝撃とともに、顔面にボードがヒット!!!!!

何が起こったのかわからなかったけど、そうだ、ボードは壊れやすいし

大事に扱えと言われていた。確認すると無傷。

私の方は鼻の付け根辺りの感覚がない。ん?鉄の味がする。

両方の鼻の穴から鼻血ブー。なんか顔がジンジンしてきた。。。

痛い、痛い、痛ーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!

波打ち際でただならぬ様子の私に気がついた友達が駆けつけてくれたが、

顔の凹凸がなくなる勢いで腫れてきた私の顔を見て青ざめてた。

砂まみれ、落ち武者みたいになってマイボード進水式終了。

多分時間にして30分くらい。

恐る恐る鼻を触ると幸い骨折はしていないようだったので、ヒーコラ着替えて

●●パンマンのようになった顔を氷で冷やしながら思った。そして決めた。

 

海でキャッキャやってるだけだと思ってたのに

こんなに自分の思い通りにならないなんて

なんでアイツらに出来て私に出来ないんだ

ちくしょう絶対出来るようになってやる。。。

今に見てろよ。。。

 

ちょっとハードな感じで始まった私のサーフィン。

顔が腫れて鼻血が出てても海から上がった後は気持ち良かった。

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