当時、私は秋に夏休みをガッツリ取ることにしていた。

夏は日本の海で修行をし、秋に海外で自分的発表会を開催。

日に日に黒焦げ、昭和の10円玉みたいな私に休みをくれる良い会社だった。

ある日上司に

『来月夏休みをとってポンペイに行きます。』とお伺い。

イタリア行くのかいいなぁ～と言われたけど、私自身もポンペイという名前が男友達から

上がった時は、イタリア行ってサーフィンできんの？火山のとこで？と思った。

サーフィン出来ればどこでも良かったので詳細もろくに聞かず参加を決めた。

しかし、よくよく聞いてみたらミクロネシア連邦にあるポンペイ島。

ハワイへしかサーフトリップに行ったことのない私には未知の世界。

一緒に行く男友達には、

波に乗ったらとにかく進行方向に目線を向ければなんとかなる。

赤道直下のジャングルみたいなところだから日焼け対策して、あとは板があれば大丈夫だから。

という大雑把なアドバイスだけ。

やたらボードの梱包だけは上手くなった私は旅のメンバーも誰が来るのかも

知らないまま、男友達と二人でそのツアーに参加。

だって、サーフィン出来ればそれでいいと思っていたから。

当時の私は。。。と思い出すと、

横っていうか斜めっていうかなんとなくそんな雰囲気で乗ってく感じ？

直線の時も多いけど、乗れるっちゃ乗れる。

シャローリーフのポイント？それってハワイみたいな感じ？

リーフブーツってなに？どんなのよ？

そんな有様。笑

でも南の島でサーフィン出来るってだけでウキウキワクワク♪

まあ、ご察しのとおり荒行が待ってるワケですけど。。。

今から10数年前のお話。

つづく