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モルディブ to サーフトリップ、当たったときには…その1。とあるライターのブログ
- 16.08.05
- hosoda
モルディブに5回ほど訪れている筆者は、毎回十分すぎるほどサーフィンを楽しめていますが、中でも「これは当たった…」と思える旅が2回あります。
1度目は約10年前。
8人で一艘のボートに乗り込み、ノースマーレを訪れたときです。
波は初日からカタ〜アタマは十分にあり、どんなマニューバーも描くことができるファンなブレイク。
そして、ちょうどそんな波が肩慣らしと思えるようなタイミングの頃。
3日目になって4ftのパーフェクトスウェルがやってきたんです。
一行が向かったジェイルには、他にボートが1台だけ。
先に海に入っていたサーファーたちに対する「お邪魔します」の気持ちを忘れずに、何人かずつに分かれて入水し、インサイド気味のブイレクから徐々に攻めていきました。
全員が2、3本ずつ波に乗った頃、各々がタイミングを見計らって奥のピークにラインナップ。
そして、中でも1、2番に上手なメンバーのTが奥のピークにラインナップしたとき、この日一番のセットがやってきた。
テイクオフしてからボトムに下りたTは、軽くターンをして波のハイラインにレールをセットすると、見事なまでにすっぽりとチューブに包まれた…。
波のフェイスで上下のラインだけ気をつけるようにして乗り続けるT。
しばらくした頃、余裕が生まれたのだろう、チューブの中で構えながらニヤリと笑った。
それを見た他のメンバーは負けじと波を捕らえ、サーフィンし続けた。
気がつけば…いつの間にか一行はその1ラウンドで6時間以上も海の中にいた…。
最後はお腹が空きすぎて、体に力が入らなくなってようやく海から上がった始末。
肩はパドリングのし過ぎでパンパン。
日焼けで顔はひりひり。
さらに目も焼け過ぎて充血し、涙がしばらく止まらなかった。
ただ、それでも海から上がる際はそれが惜しくて、ボートに上がらずにサーフボードを跨いだ状態で遠目からラインナップを見つめていた。
そこへ、少しだけ先に海から上がった仲間がビールを投げ入れてくれた。
何にも代えられない時間とはこのことかと思った。
もう一回、波が当たったモルディブへの旅の記憶がありますが、それはまた今度!

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